日別アーカイブ: 2022-09-11

9.10 村上さんの畑 満月の晩に

9月10日は中秋の名月。よく晴れて、まん丸のお月様が、きれいに見れました。

そんな夜、村上さんの畑ではひそか(?)に作業が・・・・

 

先日、お花を紹介したヘチマが、大きいな実になってきました。50cmほどに成長しています。想定外にたくさん大きく実ってきて、支柱が耐えられなく、傾いています。

ヘチマといえば、たわしが有名ですが、化粧水も作れます。室町時代から使われていたという説もあり、江戸時代には庶民に普及し、広くつかわれていたそうです。美人水、江戸の水、キレー水と時代時に合わせて名前を変えながら現在でも幅広い年代の女性に愛されている日本のオーガニックコスメです。

へちま水はへちまから採れる液体ですが、へちまの実を絞ったりするのではなく、根から吸い上げてくる水分を集めたものなのです。満月の夜に、根元から50cmほどで茎を切り、ビンに差し込んで集めます。

保湿効果や美白効果、抗炎症作用に優れてキメの細かい肌を作ってくれるへちま水は、江戸時代、大奥でも大人気だったのだとか。

翌11日の朝には、一升瓶にこのくらい集まりました。この後、不純物をろ過し、煮沸消毒します。

冷蔵庫で保存すれば、このまま使えますが。グリセリンなどを入れて保存性を高めることもできます。
へちま水は、オーガニックコスメなので、即効性はありませんが、使い続けるほどに肌が本来持っている保湿力を引き出して、肌自体が健康になっていくそうです。
効果が楽しみです! ふふふ・・・