日別アーカイブ: 2019-05-09

うの茶園 新茶摘み 5/6☀

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2年ぶりの新茶摘みに行ってきました。会からは会員とその家族総勢6名の参加でした。お天気に恵まれ援農日和でした。今回は植えてから4年目の若い木(7313?)の新芽を手摘みしました。
初めて参加された方は最初にレクチャーを受けた後、丁寧に摘み始めました。子どもたちの賑やかな声と、小鳥のさえずりの中、大人たちもおしゃべりをしながらの作業でした。

午前は18キロほど収穫し、お昼になりました。お昼は、集落内でできた初めての食堂でラーメンとおはぎと梅干しをいただきました。青空の下でいただいたラーメンのおいしかったこと!

午後からは、宇野さんの新居のすぐそばにある、廃屋を改築した茶工場で機械の見学と、この茶工場で作られた、ウーノン茶と紅茶をいただきました。台湾などから機械を買い入れて設置された手作りの工場は一見の価値ありです。昨年放送された「まんぷく農家」の現場です。

午後からも残りの茶摘みをし、目標の30キロを達成しました。このお茶は手摘み新茶となって販売されることになっています。届くのがとても楽しみです。

来年は皆さんも参加してみてくださいね~ ( 細口G Mさんより )

7時本山出発 新東名上り経由
途中事故渋滞、休憩はさみ9時半現地着
浜松スマートICを出るといきなりの茶畑で歓迎!どんどん山を登っていきます。

道の駅《くまの親子》でトイレを借りて、その先の公民館に車を駐車して、下り坂を降りていくと、2年前に来た懐かしい茶畑の風景が広がりました。
宇野さんの可愛い3歳の次男あきくんのお出迎え。

とっくに茶摘みは始まっていました。レクチャーを受け、籠を1つずつ腰に着けていよいよ開始です。
美しい新芽と昨年の葉との違いは素人目にもすぐわかります。
新芽を根元の少し上でポキって折り、籠へ入れていきます。このポキって感触がなかなか楽しいです。
少しすると小3男子の子ども連れ親子も到着。
小3男子は、宇野さんの長男せいたくんと同じ学年で意気投合。彼らの何気ない会話が周りの大人達を和ませてくれます。

静岡茶は、ほとんどがやぶきた茶ですが、茶摘みさせてもらったお茶は桜の葉の香りがする成分クマリンが入っているそうです。

そのうちオヤジやオバさんたちは腰が痛いとか言いながら座り込みながたも、何とか茶摘みを続行。
この日は陽当たりの良さも去る事ながら気温もどんどん上昇し、薄い長袖シャツ1枚でも暑いくらいの陽気になりました。

やがて『お昼にします~』とありがたいお言葉。『今日は知り合いがラーメン屋さんをやっているのでお昼はラーメンです!』っとなんだか楽しそう。軽トラの荷台の乗り込み、現地に運んでいただきました。そのラーメン屋さんにびっくり。
なんと外で薪をくべて大鍋で湯を沸かしラーメンを茹でています。これってキャンプよねー。美味しいラーメンとおはぎをいただきました。

今度はお茶工場の見学です
工場は一見すると、只の昔懐かし田舎の木造一戸建てなのですが、大黒柱など骨組み以外は宇野さんの手作りで、窓枠などの建具も作ったそうです。屋根の三角の部分に板を渡し、中二階に仕立てた子どもの遊び場にぴったりの場所もあり、宇野さんらしさ満載です。
機械が並べてある場所は、土間部分を広げたような作りになっています。
「揉捻機というお茶の葉を揉む機械」、「お茶を風で吹き飛ばして乾かす機械、お茶の発酵を熱で押さえて乾かす機械などタイから取り寄せた機械」を見学後、美味しい烏龍茶と紅茶をいただきました。

宇野茶園は昨年テレビで放映されてから大盛況で緑茶は売り切れてしまったとの事で今日から摘む新茶が仕上がるのがとても待ち遠しいです。
宇野さん、工場も手作りならトイレも手作り。木の便器でコンポストトイレってやつでしょうか、中におがくずのようなものが入っていてレバーでかき混ぜて処理します!
環境に優しい生活を極めてらっしゃる、素晴らしいですね。

その後、3時ごろまで茶摘みをして各自手もみ茶を作るべく自分用の茶葉をいただき、可愛い初美ちゃん含む宇野さんちの3兄弟とも別れを告げて帰路に着いたのでした。

帰り道また、トンネル内の玉突き事故を横目に安全運転に心がけ、ゆっくり家まで無事たどり着きました。

いただいた茶葉はフライパンでゆっくり温めながら手で揉みます。5分もするといい香りが漂います。気長に揉みながら1時間ほどすると葉が細かくカリカリになってきます。
茎がカリカリになるにはもう少し時間がかかるので葉の部分を取り出すと良いと思います。

『茶摘みして 手揉みで香りも味わって 手前味噌ではないけれど日本一の新茶なり』

初めて自分で作ったお茶は苦味優しく若い葉の香りがしてとても美味しかったです。
ありがとうございました! ( かすみG Mさんより )